水廻りの床材を選ぶポイント&お手入れ方法
洗面所やトイレ、キッチンなどの床をセルフリノベーションしたいとお考えの方はいらっしゃいませんか?
床材には【フローリング】や【クッションフロア】などがありますが、水廻りに適した素材を選ばないと傷みやすかったりすぐに張り替えが必要になったりする場合があります。また、小さなお子さんがいる場合や犬や猫などのペットを室内で飼っている場合も、床材選びは慎重に行いましょう。
そこで今回は、セルフリノベーションで洗面所などの水まわりの床材を選ぶ際のポイントや、素材別のお手入れ方法についてご紹介します。またフローリングやクッションフロアは適切なお手入れをすることが長持ちにつながります。
~フローリング?クッションフロア?洗面所の床材を選ぶ際のポイント~

【水廻りの床材】
水廻りの床材を選ぶ際のポイントとして最も重要になってくるのが【耐水性】です。
家の中でも水を使用する機械が多い洗面所の床材には、耐水性や防水性に優れている床材を選びましょう。洗面所の床が水で濡れていて滑ってしまいそうになった経験がある方も少なからずいらっしゃると思います。小さいお子さんやペットを室内で飼っているご家庭では、転倒を防止するためにも滑りにくい素材を選んだ方がいいでしょう。
【キッチンの床材】
キッチンの床材を選ぶ際は、耐水性や防水性はもちろんですが傷が付きにくい丈夫な床材をおすすめします。ただし硬すぎる素材は疲れやすくなってしまうため、適度に衝撃を吸収する素材がいいでしょう。
床のセルフリノベーションで【フローリング】と【クッションフロア】で迷う方も多いですが、クッションフロアなら滑りにくい素材のものがあります。さらに、耐水性や防水性にも優れている素材であれば、汚れは水拭き程度で簡単にとることができます。そのため、水廻りの床材を選ぶ際のポイントとしては、お手入れのしやすい床材を選ぶということが挙げられます。また、クッションフロアには文字どおりクッション性もあるため、万が一小さなお子さんが転倒した場合にも負担が少ないため安心でしょう。
~素材別!床材のお手入れ方法について~

素材共通の基本的なお手入れ方法としては、最初にドライタイプのフローリング用モップやフローリングワイパーなどでホコリや髪の毛などの細かいゴミを集めます。掃除機を最初にかけないのは、掃除機を先にかけてしまうとホコリやゴミなどが舞い上がってしまうためです。まずは、ドライタイプのフローリング用モップなどでホコリや髪の毛などを取り除いてから掃除機をかけることをおすすめします。 では次に床材のお手入れ方法について、素材別にご紹介します。
クッションフロア
掃除機をかけた後は、中性洗剤を入れた水を雑巾に含ませて拭き掃除をします。そして最後に水拭きをすれば完了です。なお、クッションフロアは基本ワックスをかける必要はありませんが、より汚れや傷付きを防ぐためにワックスを塗布するのも有効です。
フローリング
掃除機をかけた後に水拭きをしてもいいですが、水分が残ると劣化の原因になるため最後に乾拭きで仕上げましょう。 ワックスをかける場合は、防水仕様のワックスを選ぶといいです。
タイル
基本的にタイルは汚れにくくお手入れしやすい素材なので、水拭きする程度できれいな状態を保つことができます。タイルをしっかりお手入れしたいという場合は、中性洗剤を利用して汚れを拭き取りましょう。
~ペットを飼っている方も必見~
セルフリノベーションで洗面所など水廻りの床材を選ぶ際にチェックすべきポイントは【防水性】や【耐水性】です。
お子さんやペットがいる場合は、衝撃の吸収性や滑りにくさなども合わせてチェックしましょう。また、お手入れがしやすい素材を選ぶのもポイントです。