賃貸でも床の模様替えは可能!!
お部屋の雰囲気をガラッと変えたいとお考えの方には【床】のDIYがオススメです!!
今の床の上に床材を置くだけでセルフリノベーションができる床材であれば、賃貸物件にも使えます。床材には、手軽にはがせるタイプのものやペット用のクッションフロアなど様々な種類のものがあり、デザインのバリエーションも豊富です。
そこで今回は、賃貸物件の床の模様替えをする際に、押さえておきたいポイントや注意点を解説いたします。
~床の模様替えをする際のポイントや注意点~

床の模様替えを行う際に重要なポイントとして、「床材の選び方」と「取り付け方」があります。
【床材の選び方】
床材には塩ビ系のクッションフロア、フローリング調のフロアタイルなどの素材があります。
●クッションフロア
衝撃を吸収しやすいため、転倒しやすいお子様やご年配の方などが利用されるお部屋に適しています。お部屋のサイズや間取りに合わせて簡単にカットも出来ます。
●フロアタイル
傷に強いため、家具を置くリビングやキッチンエリアなどに適しています。
1枚ずつが小さいため、主に敷き詰めて使用することが多いです。
どちらも柄やカラーバリエーションも豊富なためお部屋の雰囲気やレイアウト、生活環境に合わせて選ぶことが出来ます。
また、現在の床材がどのような素材なのか確認することも床材選びに大切なポイントです。
マンションやアパートなどの賃貸物件の多くはフローリングですが、天然木など呼吸しやすい床材を使用している場合その上から他の床材を置くことで変形やカビの発生などを起こしてしまう場合があるので気を付けましょう。
【取り付け方】
床材によって接着剤が不要なものと必要なものがあります。
接着剤が必要なものは手間がかかりそうと感じますが、圧着用のローラーや専用のカッターなどを使うと作業しやすいです。
歩いたり物をよく動かす場所であれば、貼り付けるタイプでないとズレがおきたり滑ったりしてケガをする原因にもなってしまいますので要注意です。
また剥がすときに傷をつける可能性もありますので注意が必要です。
【メンテナンス】
湿気によるカビや腐食に注意!!
クッションフロアなど塩化ビニール素材は通気性がよくないため、元の床と床に隙間があると湿気によってカビが発生することがありますので、防湿シートを敷く、定期的に剥がして乾燥させる当のメンテナンスをしましょう。
よくある質問Q&A

- 床材商品を使用する際に貼ることができない素材はありますか?
- 畳やカーペット、モルタル、コンクリート、石材といった素材面に凹凸があるものは、裏面が吸着せずズレやはがれが生じる場合があります。畳の場合は、別売りの不陸調整シートを敷いていただくか、畳を撤去し合板で座上げした後で貼ることができます。ドアの開閉や各所との取り合いにご注意ください。
- 床材を貼り終わった後で使用する際の注意事項はありますか?
- 何点かございます。こちらでは東リの「LAYフローリング ピタフィー」に関しての注意点をご紹介いたします。
- 床のゴミ・汚れなどを取り除く際は、掃除機あるいは硬く絞った雑巾やモップで水拭きしてください。水を流しながらタイルを洗うことはおすすめしません。
- 水をこぼしてしまったときは、すぐに雑巾で拭き取ってください。また、タイルの裏面に水が浸入していないことをご確認ください。放っておくと変色やカビ、はがれ、臭いの原因となります。
- 基本的にワックスを塗布する必要はありませんが、より汚れや傷付きを防ぐためにはワックス塗布が有効です。ワックス塗布をされる際には、ビニル床タイル用の樹脂ワックスを、モップや雑巾に浸して軽く絞り、床に2回~3回塗布してください。その際、裏面にワックスが侵入しないようにご注意ください。
- 壁紙を貼り替えたいのですが、ペットの鳴き声や楽器の音などは響かないようになりますか?
- 壁紙を貼り替えてもさほど効果は得られませんが、吸音効果のある壁材や床材を敷くことで一定の効果は得られます。さらに、遮音性を高めるためには、業者による内装工事が必要です。
- 壁を貼り替える際に、穴あけは必要ですか?
- 穴あけは必要ございません。虫ピンやはがし跡が残らない強力な両面テープ、グルーガンなどで取り付けることができます。なお、賃貸の場合は虫ピンや強力な両面テープがおすすめです。
- 壁・床ともにメンテナンスの際に気をつけることはありますか?
- 特にございません。
- タイルをはがした後は、床が滑りやすくなる場合があります。その際は、床用の中性洗剤を染みこませた雑巾でよく拭き、床に残った洗剤を拭き取ることで軽減されます。なお、雑巾はマイクロファイバー製が有効です。中性洗剤は、床材専用のものをお使いください。
- ワックスを塗布した床にタイルを使用した場合、はがしたときにタイル裏面の吸着剤の跡が一時的に床の表面に残ることがあります。跡は時間の経過とともに消えますが、ワックスの種類によっては取れにくい場合がありますので、必要に応じて雑巾がけを行い除去してください。
~賃貸物件でも自分好みにDIY~
床の模様替えはいくつかの注意点に気をつければ、賃貸物件でも自分で気軽に行えます。
手軽にはがせる床材や衝撃を吸収する床材の他、消臭効果のあるペット用の床材などもあるので用途に合った素材を選びましょう。

