床材の色で変わるお部屋の印象

床は天井・壁と並び、大きな面積を占める部分ですので、その色は部屋の雰囲気を決める大きな要素となります。そのため、どのような色を選べばよいのか悩む方は多いと思います。そこで今回は、床材の色が与える印象を説明していきます。併せて床材の色褪せを招く原因と対処法を解説しますので、ぜひお役立てください。

~床材の色で印象はどのように変わる?~

床材の色で印象はどのように変わる?

明るいフローリング

明るい色合いのフローリングは、部屋を明るく、広く見せてくれる効果があります。また、ホコリやキズが目立ちにくいので、お手入れの手間も省けます。

暗めのフローリング

ダークブラウンや黒をはじめとする暗めな色は、空間を引き締めてくれる効果があり、シックで大人っぽい、高級感がある部屋を作るのに向いています。また、和モダン、古民家風の家にする場合にも重宝する色です。

中間色のフローリング

中間色のフローリングには、ベージュ系とブラウン系があります。ベージュ系は明るい空間、ブラウン系は落ち着きのある空間を演出するのに向いている色です。また、白と黒の中間の色で、部屋の汚れが目立ちにくいです。

床材の色褪せを防ぐには?

床材の色褪せを防ぐには?

床材は日々人の往来があり、重たい家具を支える部分ですので、様々な劣化が発生します。その中でも見た目に大きな影響を与えるのが、色褪せです。床材の色褪せとして最も多い理由は、水分の影響によるものです。

結露が床材に染み込んだり、水回りから跳ねた水分が染み込んだりすることで、色褪せが発生します。その他にも、紫外線や乾燥が原因になります。南向きの窓際や西日が差す窓際などは長時間にわたり直射日光にさらされます。その結果として、色褪せが発生してしまうのです。             床材の色褪せを防ぐには、水分・日光向けの対策が必要です。

【水向けの対策】                                          防水性の床材を使用したり、防水効果があるスプレーをかけるなどの対策を行う。

【日光向けの対策】                                       直射日光に当たらないようにカーテンを閉めるなどの対策を行う。

これらの対策をしっかりと行い、床リフォームに取り掛かりましょう。

~床の与える印象~

床はお部屋の大部分を占めるため、色やデザインで部屋全体の雰囲気がガラッと変わります。                                  ただ選ぶのではなく、素材、施行方法、お手入れ方法などデザイン以外の点にも着目して床材を選んでみてください。