デザインで選ぶ床材のポイント
床材・シートの張替えを行うなら吸着タイプで簡単に施工可能

置くだけ、貼るだけといった簡単な施工で、お部屋の模様替えができる床材やシート、タイルカーペットがあります。
ハサミで好きなサイズにカットして使えるタイプもあり、部分的な張替えでもナチュラルに仕上がります。クッション性が高い厚みのある床材は、お子様やペットのいるご家庭でも安心です。
接着剤不要の吸着タイプなど、賃貸でも利用できる床材・シートを数多く取り揃えています。抗菌性に優れているタイプ、傷がつきにくいタイプ、水などの汚れに強いタイプなど、用途に応じてお選びください。
床材をデザインで選ぶ際に知っておきたいポイント

床材は、デザインによってお部屋の印象が大きく変わります。セルフリフォームで床の張替えを行う場合は、床材のデザインに注目してみましょう。
床材を選ぶ際に目を向けるべきデザインのポイントをご紹介いたします。
床材の色は壁・天井よりも暗めに
床の色選びの基本は、天井や壁よりも暗い色を選ぶことです。
天井(明るい)➡床(暗い)パターン
天井に広がり・高さを持たせることができ、空間が縦に広がるように見えます。
壁紙の色(暖色/寒色、彩度、明度)でもまた空間の見え方を変えることもできます。
インテリアコーディネート初心者さんでも、オシャレに見せやすい空間や、インテリアスタイルを選ぶことができる一般的なスタイルです。
天井(暗い)➡床(明るい)パターン
高級感や、落ち着いた雰囲気のお部屋にしたい方にはおすすめですが、家具や小物の配色・質感を間違えると圧迫感のある部屋になってしまいます。
また壁紙も天井と同系色ですと更に暗く、シックな雰囲気になります。
天井照明+ブラケットライト/置き型の照明などで室内の明るさを調整する必要もありそうです。。
日中は外出で夜をメインで過ごされる方は落ち着ける空間になると思います。
しかし、賃貸住宅や狭小住宅などの閉鎖的空間には向かない配色です。
天井高が一般住宅より高め、もしくは吹き抜けのお部屋、または自然光が多く入る部屋でチャレンジするのが良いかもしれません。
天井(暗い)➡床(暗い)➡壁(明るい)パターン
このパターンは、住宅より飲食店やホテルといった施設で適用されていることが多いかもしれません。
パリッとした空間を演出できるパターンですね。
トイレなどの狭い空間で遊んでみるのもいいかもしれません。
同じ色でも、天井のデザインを木目調にしてみるだけでもラインが入り、奥行きがあるようにみせることもできます。
単色では重たすぎると感じる時は、グラデーションや模様をいれてみましょう!
空間の”色”は視覚に大きく影響する為、それだけでも心と体の健康に害が生じる場合もあります。
見栄えにこだわることも大切ですが、毎日帰る部屋は飽きない空間づくりが大切です!
インテリアの方向性を床でつくる
床は部屋の中で大きなスペースを占めており、インテリアの方向性を大きく左右します。そのため、天井や壁よりも先に、床材からデザインを決めることがポイントです。
ヨーロッパテイストにしたい方は、大理石やレンガ。北欧テイストが好きな方は、ナチュラルな明るめのウッドタイプがオススメです。
近年では韓国スタイル・ジャパンディなどもあるので、自分の好きなスタイルを探すことから始めてみてもいいかもしれませんね!
フローリング柄の場合は板幅を考える
フローリング柄の床材の場合は、板幅に目を向けて考えてみましょう。フローリング柄というのはどれも同じに思えるかもしれませんが、商品によって板幅が違います。板幅が広い場合は空間を広く見せることができますし、板幅が狭いと単調な空間に適度なアクセントが生まれます。最近の住宅では、幅広タイプが主流になりつつあり、皆様にも馴染みがあるお部屋であると思われます。継ぎ目が幅広だと、掃除のしやすさもあるかもしれません。空間の広さにより印象が変わるため、面積に応じて板幅を選ぶと良いでしょう。